震災後に新たに必要な物を持って行く
防災グッズはあらかじめ震災前に準備しておく物です。
有事の際に、最小限の必要な物を持ち出し、避難先などで活用する物になりますね。
一般的に言われている中身としては、飲料水や非常食、その他生活用品を準備しておきます。
震災の状況にもよりますが、懐中電灯や簡易トイレなどが対象になると思います。
この様な防災グッズの持ち出しとは別に、再度自宅から持ち出す物を第二次避難バッグと言います。
何が必要か判明するのに数日掛かる
一見聞きなれない「第二次避難バッグ」と言う単語ですが、発想は普通の防災グッズ持ち出しと一緒です。
避難生活を送る上で必要な物を追加で持って行くと言った感じでしょうか。
何故第二次避難バッグが必要になるのかと言うと、例え防災グッズを持ち出したとしてもそれで全て賄うのは難しい事と、震災後数日経った後に再度必要な物が明確になってくるからです。
災害の規模が大きいほど、家族や知人の安否確認等最初に行わなくてはいけない事が沢山あります。
要は震災直後は手がいっぱいで、その後の生活の事まで意識が回らない事が多いと言う事です。
結果的に、今後の生活を考えるまでに数日が経過すると思われるので、再度そこで必要な物を持ち出すのが第二次避難バッグになるわけです。
第二次避難バッグに入れておきたい物
食料品はあって困る事は無し
最初に持ち出した防災グッズの中の非常食の蓄えは充分でしょうか。
確実に足りると見通しが有る場合は無理にここで持ち出す必要は無いかと思いますが、食料は生命にも直結する大事な物ですから、少しでも量に不安がある場合は再度この段階でも持ち出すようにしましょう。
内容は特に真新しい物はありません。
一般的な非常食、缶詰やレトルト食品、、インスタントラーメンやチョコなどの甘味類もここで追加するのも良いと思います。
近隣の商店が機能している様であれば、そこで新たに買い足すのも良いですが、食料はあって困る物ではないのでとにかく多めに用意しましょう。
娯楽品も忘れずに
それまでと同じ生活サイクルを送るのは現実問題難しいと思われます。
自然災害によって生活環境がガラッと変わってしまうので、娯楽的な物も用意した方が良いと思います。
特に小さいお子さんがいる家庭では、避難所でも何かとストレスや退屈を感じるでしょう。
ポータルのゲーム機や本など、持ち運びが出来て時間を潰せる娯楽品も第二次避難バッグの中には入れて行きたい所です。
可能であればこの辺りも持ち出すようにしましょう。
追加の生活用品も持って行く
これは今後の避難生活の中で持って行った方が良いと思われる生活用品になります。
代表的な所ではガスコンロ等を新たに持って行く人が多い様ですね。
この様に、あれば便利ですが少し大きさがあって有事の際に持ち出せなかった物などを優先的に第二次避難バッグに入れて行きましょう。
その他洗面用品やスリッパ、サランラップ等も活用のシーンが沢山あるので追加で検討してください。
この様に、第二次避難バッグの中身に関しては今後の生活で必要になる物を追加で持って行くニュアンスです。
しかし、災害の種類や規模によっては自宅も暫く立ち入れない場合もありますので、最初の防災グッズで可能限りは賄う事を優先しましょう。
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