【東京都】2月末賞味期限の備蓄クラッカー無料配布

写真はイメージです。実際に配布されるものとは異なります。

備蓄無料配布、「食品ロス」を防ぐため

東京都は1月5日、本来食べられるのに捨てられてしまう『食品ロス』の削減の一環として、食べ物の大切さを意識するきっかけだけではなく、防災備蓄の重要性を認識してほしいとの思いから、2017年2月末賞味期限の都の防災備蓄食品（クラッカー約10万食）を無料配布すると発表しました。
東京都は地震などの災害に備えて、常時750万食分の防災備蓄食品を保管しています。
その賞味期限が切れる際、ほとんどを廃棄処分していました。

まだ食べられるのに「もったいない」

賞味期限間近の備蓄食品の配布について、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を防ぐためであるとしています。
また、このほかにもアルファ米32万食分をフードバンクなどに配ることにしているそうです。
小池知事は、「配布は、もったいない精神でもある」と述べ、配布を継続する考えを示しました。

でも、非常食のクラッカーとかって硬くてあまり美味しくないよね…

非常食のクラッカーは長期保存を目的としているため、水分含有量が少なくかなり硬い印象があります。
そんなときに役立つ、アレンジレシピを下の記事で紹介しています。
乾パンのアレンジレシピですが、クラッカーでも応用できる簡単なものなのでお試しあれ…！

もしもに備えて、”サバめし”を極めよう！

「どうも、鯖です。」 当サイトでもご紹介した”ローリング・ストック法”で備蓄している食材や、非常食でありがちな乾パン等を活用したサバイバルメニューのことです！ サバ飯を極めれば、非常時の限られた物資の中でも簡単でおいしく食事をすることが出来るのです…！ せっかく、サバめしのレシピを手に入れても非常時になってから初めて作るのでは、ちょっと心もとないですよね。 …

備蓄クラッカー、どこで配布されるの？

個人向け、法人向けで配布方法が異なります。

個人向け

各会場で1人5食までを上限に配布されます。
恩賜上野動物園（1月28日、2月4日　約3万食）
多摩動物公園（2月5日　約5千食）
水素情報館　東京スイソミル（1月16日から2月25日　約1千食）
チャレスポ！TOKYO（1月9日）、マラソン祭り（2月25日）等スポーツイベント（約3万食）
2017冬耐震キャンペーン（1月26日建物の耐震改修工法等の展示会など）
その他、各局事業に関連する講習会等の配布について調整中だそうです。

法人向け

ご自身で引き取りに来ていただける、又は着払いで送付し受け取っていただける法人・団体に配布されます。
ただし、商業目的以外で利用される団体等に限るそうです。
・対象者　東京都内の法人・団体(社会福祉法人、NPO、自治会等)
・申請受付期間　平成29年1月10日(火)～1月16日(月)
・引渡期間　平成29年1月16日(月)～1月27日(金)
・引渡場所　東京都庁内(詳細は後日改めてご連絡いたします)
・配布条件(以下の全てを満たすことが条件となります)
① 転売しないこと
②　賞味期限内に食べきり、食品を廃棄しないこと
③　自ら持ち帰るか、着払いの宅配便で受け取ること
④　5箱(1箱あたり70食)以上で申し込むこと
詳しくは、コチラ（東京都環境局のHPへ飛びます）

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170108/k10010832181000.html