【災害弱者になりやすい高齢者】防災グッズのポイント

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高齢者ならではの防災グッズが必要 周りのサポートが必要です

東日本大震災では亡くなった方の66%が60歳以上の高齢者でした。
高齢者は加齢、ケガ、体の障害で自力で避難することができず、災害弱者となります。
自力で避難することができない高齢者に対して、周りの力が必要です。当事者だけでなく、周りで助ける方も高齢者の防災について整理しておきましょう。

「メガネ類」「お薬手帳」は必須

防災グッズや非常持出袋に用意するもので準備しておきたいのは「メガネ類(老眼鏡)」「お薬手帳」、可能であれば常備薬を用意しましょう。
避難所で掲示板や新聞で情報を見るときに、老眼鏡が必要です。
また災害時も普段飲んでいる薬を薬を処方してもらうために、お薬手帳は欠かせません。
常備薬は数日分だけ用意しておくと、医療支援が始まる前に一時的にしのぐことができます。かかりつけのお医者さんに相談してみるといいでしょう。

キーホルダーには笛と鈴をつけておきましょう

鍵についたキーホルダーなどいつも携帯している物に小型の笛(ホイッスル)をつけておくと、倒壊した建物の下敷きになった場合に、笛を吹いて自分の居場所を知らせることができます。
肺活量の少ない高齢者の方や、そうでなくても圧迫されて呼吸が難しい状態では笛を吹くことができないので、その時は鈴を「チリン」と鳴らしましょう。救助隊は一生懸命、行方不明の方を探します。たとえ小さな鈴の音でも、聞き分けてくれます。

ポケットが多いべストが便利

非常持出袋やリュックを持つことができない場合、ポケットが多くついたベストを非常持ち出し袋として使うといいでしょう。ポケットにはようかんなどの非常食・粉末のお茶・常備薬・風呂敷(毛布代わり)・小型の懐中電灯など防災グッズを入れておきます。一度必要なものを試しにポケットに入れて着てみて、重く感じない避難できるくらいにしておきましょう。
ベストだと両手があくので頭を守ったり、杖をついたり、周りの人が腕を介助することができます。

小型の椅子も準備

避難所に到着してからも高齢者は注意が必要です。
避難所ではずっと床にすわり続けることが多くなります。
床にすわるのが苦痛になった時のために、キャンプなどに使う小さい椅子を用意しておくといいでしょう。また歩行のための折り畳みの杖などを準備しておくといいでしょう。

参照元:『池上彰とメ~テレが真剣に考える 南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(池上彰・メ~テレ報道局スタッフ著)

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