南海トラフ震源域で「ひずみ」発見

大地震

南海トラフ大地震の兆しが見つかる

海上保安庁の調査により、南海トラフ大地震のエネルギーが溜まっていると思われる「ひずみ」が発見されたとの事です。
数年前からその発生の可能性の高さが注目されてきた南海トラフ大地震ですが、これによりいよいよ現実味を帯びてきた事になります。

一説には、想定被害者数が33万人とも言われていて、仮に発生すると甚大な被害をもたらす事が予想されます。

ちなみに今回発見されたひずみとは、その後地震を引き起こすであろう強いエネルギーが蓄積されている場所になります。

南海トラフの震源域は広範囲にわたる

南海トラフと聞いてもその詳細を把握している人はあまり多くないと思います。
「南海」と言う地域名がついている事から、県で言うと静岡、三重付近をイメージする人が多いと思いますが、南海トラフ事態は実に広範囲に渡っています。

静岡県沖から実に宮崎県まで繋がっていて、揺れが広範囲に渡る事も想定されます。
海上保安庁は2006年からこの広範囲に渡る震源域の調査を進めていて、今回発表された報告はその取りまとめた物になるそうです。

過去には東海地震や、1940年に発生した南海地震の際の震源域とも連動していて、同じ範囲内にひずみがあるという事ですから、年月を経て蓄積された断層のエネルギーがそこに溜まって今日まで至るという事になります。

津波の発生も懸念される

南海トラフ地震の怖い所は、揺れの他にも大きな津波が発生すると見られているところです。
3.11の際に発生した津波の恐怖は記憶に新しいと思います。

海側から大量の水が押し寄せる様は人や建築物を容赦なく押し流してしまいます。
大事な家財と生命を一気に脅かす自然災害ですから、高台に上るなど早めの非難が求められます。

南海トラフ大地震は「海溝型の地震」と言われていますが、この手の地震は懸念しているように津波を伴う事が確実視されていると言う事ですね。

今回発表された一連のひずみに関する調査結果は、今後も地震発生のメカニズムの解明に役立つとも見られ、地震研究が一歩前進した事は確かなようです。
既にイギリスの権威ある科学誌「ネイチャー」にも掲載されているとの事ですから、世界的に見ても非常に重要な調査と言えます。

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